出張オンロープレスキュー講習

札幌にお呼びいただいたSRT講習は、オンロープレスキュー編に進みました。

ロープで難所にアクセスした際に、何らかの理由で行動不能になった場合、一般的な救助の方法は採用できません。

なぜなら橋梁点検車も高所作業車も届かないからこそ、ロープアクセスの業務の対象となるからです。

したがって、ロープアクセス現場での要救助者の救出はロープアクセスの技術者にしかできません。

オンロープレスキュー技術はそのためのものです。

登高のシステムを組み替えたり、カウンターバランス(自分の体重で相手の体重を相殺する)を用いて要救助者を持ち上げます。

相互に要救助者役を演じていただき訓練いただきます。

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使うことがあってはならない技術ですが、本当に事故が発生した際には、知っていないと手も足も出ないことになります。

どうぞお守りと思って技術を維持くださいませ。
2017/09/26 9:21 Update
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