Neo-SRT
2018年03月25日(日)
このたび、ロープテックジャパンは、これまで手解きさせていただいた皆様に改良型のシングルロープテクニックを提唱させていただきます。
ご存知のように国内のロープ高所作業につきまして、ビルクリーニングと法面工事については、メインライン以外にライフラインの使用が義務付けられています。
しかしそれ以外の業務においては、シングルロープでの作業が認められており、特に自然斜面や橋梁桁下など、ライフラインがあるほうがかえって危険が増す場合にはシングルロープテクニックを採用して作業を行っておられると思います。
かねてから、SRTの講習時には「ロープ以外はすべて2点以上の確保が原則です」とお教えしておきながら、ライフラインを使わないSRTでは、下降時アバオやファルコンなどの腹部メインアタッチメントが破断したらおしまい、という矛盾に悩まされておりました。
そして、産業用ロープアクセスのギアが充実する昨今、ほぼすべての皆様が「ロープアクセス」(EN813)と「フォールアレスト」(EN361)両方の規格を満たすハーネスを使っておられるかと思います。
さらに腹部メインアタッチメントが独立したリングになっているものを使っておられる方が多いかと思います。
例えばアバオポッドクロールファーストや、ファルコン(ファルコンアッセントではなく)とトップクロールを併用した場合などです。
それを前提とすれば、腹部メインアタッチメントが破断しても有効な確保が得られる方法を考案いたしましたので、ご紹介させていただきます。
「Neo−SRT」と呼称したいと思います。
注意:ここでご紹介するシステムは、メーカーが許可した使用方法ではありません。
使用にあたっては自己責任でお願いします。






また、下降開始時の安全確認やリビレイの通過時にも、ロングカウズテイルをチェストカウズテイルに変更してもらうと、メインアタッチメント破断時に、チェストアタッチメントが有効な確保として機能します。
ご参考になれば幸いです。
皆様のお仕事のご安全をお祈りしております。
ご存知のように国内のロープ高所作業につきまして、ビルクリーニングと法面工事については、メインライン以外にライフラインの使用が義務付けられています。
しかしそれ以外の業務においては、シングルロープでの作業が認められており、特に自然斜面や橋梁桁下など、ライフラインがあるほうがかえって危険が増す場合にはシングルロープテクニックを採用して作業を行っておられると思います。
かねてから、SRTの講習時には「ロープ以外はすべて2点以上の確保が原則です」とお教えしておきながら、ライフラインを使わないSRTでは、下降時アバオやファルコンなどの腹部メインアタッチメントが破断したらおしまい、という矛盾に悩まされておりました。
そして、産業用ロープアクセスのギアが充実する昨今、ほぼすべての皆様が「ロープアクセス」(EN813)と「フォールアレスト」(EN361)両方の規格を満たすハーネスを使っておられるかと思います。
さらに腹部メインアタッチメントが独立したリングになっているものを使っておられる方が多いかと思います。
例えばアバオポッドクロールファーストや、ファルコン(ファルコンアッセントではなく)とトップクロールを併用した場合などです。
それを前提とすれば、腹部メインアタッチメントが破断しても有効な確保が得られる方法を考案いたしましたので、ご紹介させていただきます。
「Neo−SRT」と呼称したいと思います。
注意:ここでご紹介するシステムは、メーカーが許可した使用方法ではありません。
使用にあたっては自己責任でお願いします。






また、下降開始時の安全確認やリビレイの通過時にも、ロングカウズテイルをチェストカウズテイルに変更してもらうと、メインアタッチメント破断時に、チェストアタッチメントが有効な確保として機能します。
ご参考になれば幸いです。
皆様のお仕事のご安全をお祈りしております。
2018/04/09 5:28 Update