MAOシステム
2013年06月15日(土)
MAOさんが考えたシステムなのでMAOシステム?
本当かどうかわかりませんが、最初に思いついた人はたいしたものだと思います。
イタリアンフットループシステムとも言います。
2倍の距離を登らなければならない代わりに1/2の力で登ることができます。
主にレスキューの時に要救助者を連れて登らなければならない時に使います。
救助者が一人だけ、装備もアプローチ分のロープしかない場合は、このシステムの出番です。
それどころか使い慣れておけば、引き上げシステムを組んでいる間に連れて上がれてしまいます。
最も効率的な配置・長さを考えました。

予備コードをチェストアッセンダーのトップホールにできるだけ小さく結束し、できるだけ小さく効率のいいプーリーに通す。
ロングカウズテイルの長さいっぱいまで立ち上がり距離が欲しいので、プーリーはできるだけハンドアッセンダーの上の方に接続したい。
ハンドアッセンダーのトップホールにできるだけ小さなカラビナでプーリーを接続する。

まっすぐ立ちあがった状態で、チェストアッセンダーに結束した予備コードのノットが、ハンドアッセンダーに取り付けたプーリーに接する位置で、予備コードがピンと張る位置でフットループを作るとうまくいきます。
これが完全に立ち上がった状態なので、無駄のない長さということになります。
そしてロングカウズテイルをハンドアッセンダーのボトムホールに接続して確保を取ります。
ロングカウズテイルの長さに規制されてなかなか立ち込み距離が確保しにくいMAOですが、これなら不足ない立ち込み距離が確保できます。

ちなみに1/3の力で登ることができるシステムも組んでみましたが、ごちゃごちゃしがちなので気をつけて組まないとギアとロープの摩擦などでロスが増えて、上位化している意味がなくなりかねません。

本当かどうかわかりませんが、最初に思いついた人はたいしたものだと思います。
イタリアンフットループシステムとも言います。
2倍の距離を登らなければならない代わりに1/2の力で登ることができます。
主にレスキューの時に要救助者を連れて登らなければならない時に使います。
救助者が一人だけ、装備もアプローチ分のロープしかない場合は、このシステムの出番です。
それどころか使い慣れておけば、引き上げシステムを組んでいる間に連れて上がれてしまいます。
最も効率的な配置・長さを考えました。
予備コードをチェストアッセンダーのトップホールにできるだけ小さく結束し、できるだけ小さく効率のいいプーリーに通す。
ロングカウズテイルの長さいっぱいまで立ち上がり距離が欲しいので、プーリーはできるだけハンドアッセンダーの上の方に接続したい。
ハンドアッセンダーのトップホールにできるだけ小さなカラビナでプーリーを接続する。
まっすぐ立ちあがった状態で、チェストアッセンダーに結束した予備コードのノットが、ハンドアッセンダーに取り付けたプーリーに接する位置で、予備コードがピンと張る位置でフットループを作るとうまくいきます。
これが完全に立ち上がった状態なので、無駄のない長さということになります。
そしてロングカウズテイルをハンドアッセンダーのボトムホールに接続して確保を取ります。
ロングカウズテイルの長さに規制されてなかなか立ち込み距離が確保しにくいMAOですが、これなら不足ない立ち込み距離が確保できます。
ちなみに1/3の力で登ることができるシステムも組んでみましたが、ごちゃごちゃしがちなので気をつけて組まないとギアとロープの摩擦などでロスが増えて、上位化している意味がなくなりかねません。
2015/11/20 14:29 Update

