ハンガー03
2013年06月28日(金)
ダブルホールハンガーです。
その名の通り穴が二つ。
もっともこれは俗称で、商品名は「ALIEN」といいます。

形はペッツルのブリーユに近いツイストタイプのハンガーです。
下の穴はブリーユと同じくボルト直交方向の荷重に対応し、

なんと上の穴がボルト引き抜き方向の荷重に対応します。

すばらしいですね。
ところが難点があり、これはステンレスハンガーなのです。
ハンガー自体の重さが63g

ステンレスハンガーなのでアルミカラビナは使えず、スチールマイロンを2枚接続するとなんと198gになりました。

こうなると、装備の搬入経路が短くて、天井や壁面に複合的に人工支点を取る、とわかっている現場にしか持って行きたくなくなりますよね。
22KNも強度があるのはすばらしいことですが、ケミカルアンカーで使うならまだしも、M8のグリップアンカーであれば10KN前後の引っ張りで抜けるんだから、ハンガーの強度もそんなにいりません。
15KNくらいでいいから、アルミのダブルホール出ないでしょうかね。
以前アンカーの引き抜き実験を、知り合いのケイビングクラブの集会で見せてもらいました。

ペッツルのSPIT(自己削孔型のM8拡張式アンカー)は8KNで破壊が始まり、よくもったものでも12KNで抜けました。


その名の通り穴が二つ。
もっともこれは俗称で、商品名は「ALIEN」といいます。
形はペッツルのブリーユに近いツイストタイプのハンガーです。
下の穴はブリーユと同じくボルト直交方向の荷重に対応し、
なんと上の穴がボルト引き抜き方向の荷重に対応します。
すばらしいですね。
ところが難点があり、これはステンレスハンガーなのです。
ハンガー自体の重さが63g
ステンレスハンガーなのでアルミカラビナは使えず、スチールマイロンを2枚接続するとなんと198gになりました。
こうなると、装備の搬入経路が短くて、天井や壁面に複合的に人工支点を取る、とわかっている現場にしか持って行きたくなくなりますよね。
22KNも強度があるのはすばらしいことですが、ケミカルアンカーで使うならまだしも、M8のグリップアンカーであれば10KN前後の引っ張りで抜けるんだから、ハンガーの強度もそんなにいりません。
15KNくらいでいいから、アルミのダブルホール出ないでしょうかね。
以前アンカーの引き抜き実験を、知り合いのケイビングクラブの集会で見せてもらいました。
ペッツルのSPIT(自己削孔型のM8拡張式アンカー)は8KNで破壊が始まり、よくもったものでも12KNで抜けました。
2015/11/20 14:29 Update

